菩薩道でいこう!
私は、大して仏教や密教のことを知りません。これから、まだまだ勉強しなければならないことがあります。そして、修行しなければならないことも。
高いレベルで仏教を理解していない私にでも分かることとして、因果の道理があります。善因善果(善い行いにより、善い結果が生まれる)悪因悪果(悪い行いにより、悪い結果が生まれる)自因自果(自分の行いにより、自分の結果が生まれる)という、至極単純な道理です。
真言宗の開祖である弘法大師空海も、「悪を断ずるが故に苦を離れ、善を修ずるが故に楽を得」と記されています。
このように言われると、単純に、善を積み重ねることは、良い結果を生むのだから、善いことをどんどん行おうという気持ちが、誰にでも生まれてくることだと思います。
しかし、善とは、悪とは、いったい何であるのか、非常に難しいところがあります。単純に、善とも悪とも言い切れないのが世の中ですから。一つのものごとの中に、善も悪も含まれていて、一人の人物が、善人でもあり悪人でもあります。
真言宗は密教に属するのですが、密教は大乗仏教から生まれたので、大乗仏教の流れを汲んでいます。その大乗仏教では、自身の成仏を求めるにあたって、まず苦の中にある全ての生き物たち(一切衆生)を救いたいという心(菩提心)が必要となります。この部分は、大乗仏教も密教もない普遍的な指標です。
そこで、私の場合は、何が善で、何が悪か、はっきりとは分からないが、大乗仏教の菩提心、言い換えれば利他行の精神は善であるとし、利他行を実行することにしたのです。これが、私の社会貢献の始まりです。そして、もしかすると、この時に私の信心が決定したのではないかとも考えています。お恥ずかしいことですが、そこに至るまでに、得度から10年ほどの長い歳月を必要としました。
弘法大師空海曰く「菩薩の用心は皆、慈悲を以って本とし、利他を以って先とす。能く斯の心に住して浅執を破して深教に入るるは、利益尤も広し。」
意味:菩薩が心を動かすときは、すべて慈悲をもとに、まず他の者の幸せ(利益)を先に考えます。私達もこの菩薩の心に住して、自分の浅いとらわれの心を破り、深い教えに入るならば最も大きな幸せが得られます。
自分にとって善い結果がある、ないという事でなくても、大乗、金剛乗の仏教徒には、社会貢献は避けて通れないものです。
なぜなら、菩提を求める心を起こすこと、つまり、発菩提心(発心)することなしに仏道に入ることはない。ということは、大乗、金剛乗の仏教徒は、だれもが、衆生済度を願い、菩薩の道を歩み出すことになる。菩薩の道を歩むということは、社会貢献は自然と行われることになる、ということです。
世の中には金儲けしか考えていない似非坊主もいますが、そんな輩を駆逐するくらいの勢いで発心して、菩薩道で生きましょう!!
超宗派メッター☆実践福祉会 (社会福祉活動)
超宗派メッター☆実践福祉会は、慈悲の精神にのっとり、菩薩行を実践し、広く社会に貢献する活動に取り組むことを目的として、平成23年9月1日に、仏教各宗派の僧侶が集まって設立された会です。
詳しい活動内容は、こちらの「超宗派メッター☆実践福祉会」のサイトをご覧ください。
NPO法人HAPPY FORCE (相談活動)
虐待、いじめ、DV、レイプなどトラウマを抱えた方への相談活動をしています。
また、実際にDVの現場に行き、家から連れ出し避難させることなどもあります。
これまで、数多くの方々に出会ってきました。哀しい話しを沢山たくさん、聴いてきました。
ここでの経験が、児童養護施設をつくりたいという想いに繋がっていったのです。
このNPOの活動費用は、 相談者から相談料をもらうのではなく、皆さんの寄附によって賄われています。
故に、私への加持祈祷、回向供養、講演等の依頼は、すべてこのNPOに寄附することが、交換条件となっています。
詳しくは、こちらの「NPO法人HAPPY FORCE」のサイトをご覧下さい。
いのちに向きあう宗教者の会 (自死に関する活動)
私が参加している超宗派の団体で、名古屋を中心に活動し、年に一度、自死者追悼法要を行っています。私の力が至らなかったばかりに死なせてしまった方が何人かいますので、その方たちの供養のために参加しています。
追悼法要に参列のご遺族との茶話会は、涙なみだの連続です。こころが震え、魂が揺さぶられる話し合いです。
打ち合わせから、法要当日まで、幾度となく集まり、話し合いをしていますが、参加僧侶は、全員手弁当での出仕です。熱い僧侶(年甲斐もなく)の集まりで、年々参加者僧侶が増え、活動の幅が広がっていっています。
詳しくは、こちらの「いのちに向きあう宗教者の会」のサイトをご覧下さい。
保護司 (更生保護活動)
保護司は、日本の官職のひとつで、保護司法に基づき、法務大臣の委嘱を受けて犯罪や非行に陥った人の更生を支援する人事院指令14-3で指定された非常勤の国家公務員です。
身分は国家公務員でですが、俸給は支払われず無給なので、実質的にはボランティアとなっています。
保護司の主な役割は、以下のとおりです。
◎対象者と面接して生活状況を調査する。
◎保護観察中に決められた約束事(遵守事項)を守るように指導する
◎生活相談など社会復帰への手助けする。
◎刑務所や少年院などの矯正施設に入っている者について、釈放後の帰住先が更生のために適当かどうかを調査し、その環境を調整する。
◎そのほか法務省の主催する「社会を明るくする運動」も中心になって運営し、地域における犯罪予防運動を行う。
詳しくは、こちらの「法務省」のサイトをご覧下さい。